2025年6月07

素晴らしいご質問ですね。
見た目では、わかりません。
眼科で診察をしないと分からないことが多いです。
白内障は、早期発見が大切です。
視力維持と生活の質の向上のために極めて重要です。白内障は、目のレンズである水晶体が濁ることで視力が低下するもので、加齢が主な原因ですが、糖尿病や外傷、薬剤なども関与します。
初期症状は自覚しにくく、多くの場合、ゆっくりと進行します。
しかし、以下のような変化に気づいたら、早めに来てくださいね。
①かすみ目やぼやけ: 視界全体が霧がかかったように見える、物がはっきりしない。
②光がまぶしい(羞明): 太陽光や車のヘッドライトが異常にまぶしく感じる。特に夜間の運転で問題となることがあります。
③光の周りににじみや光輪が見える: 点光源の周りに輪が見えたり、光が散乱して見える。
④眼鏡の度数が頻繁に変わる: 特に近視が進む傾向がある。
⑤色が薄く見える、黄みがかって見える: 本来の色が認識しづらくなる。
⑥片目で見ると物が二重に見える(単眼性複視): 両目で見ると解消されることがありますが、片目で見ると重複して見えることがあります。
これらの症状は、日常生活に支障をきたす前に現れることがあります。
早期に発見できれば、進行を遅らせるための点眼治療や、適切な時期に手術を検討できます。手術は、濁った水晶体を取り除き、人工の眼内レンズを挿入することで、劇的に視力を回復させることが可能です。
特に40歳を過ぎたら年に一度は受けることが推奨されています。
自覚症状がなくても、当院の精密な検査で、初期の白内障を発見できることがあります。早期発見・早期治療が、すこやかな視力を長く保つための鍵となります。
是非、相模原上溝みどり眼科にいらしてくださいね。手術になる場合は、白内障日帰り手術にも対応していますよ。