2025年1月18
多焦点眼内レンズ、気になりますよね。
多焦点眼内レンズは、白内障手術の際に従来の単焦点レンズの代わりに挿入するレンズで、遠方だけでなく、近くも見えるように設計されたレンズです。
メリット
- 眼鏡なしで生活できる可能性もある: 白内障手術後にあまりメガネを使いたくない方、メガネを掛けたり外したりしたくない方に向いています。ただし、白内障手術後にメガネが全員なくなるわけではありません。
- 手術回数を減らせる: 老眼の進行に合わせて、再度手術を受ける必要が減る可能性があります。
デメリット
①費用が高い: 選定療養となります。
②見え方に個人差がある: ハロー・グレアと呼ばれる光の輪が見えたり、夜間視力が低下したりする場合があります。
③すべての老眼の皆さまに適しているわけではない: 眼の状態やライフスタイルによっては、単焦点眼内レンズの方が適している場合があります。
まとめ
多焦点レンズは、眼鏡なしの生活を実現できる可能性がありますが、費用や見え方の個人差など、考慮すべき点もいくつかあります。すべての老眼の皆さまに適しているわけではありません。
白内障手術を受ける前に、ご自身のライフスタイルに合ったレンズを選ぶことが大切です。
相模原上溝みどり眼科では、ヴィヴィネックス ジェメトリック(HOYA社)を採用しています。日本企業HOYA社製であり、長期安定性のある眼内レンズでハロー・グレアが少ないデザインになっています。